空飛ぶ舟で、ひとりごと

グラブルのブログ。女性騎空士の、お空の上での日々の気持ちを書き連ねる。攻略系の話はゼロ。

またどこかで

みっつめの団にいた3ヶ月半は本当に楽しかった。

家族だと思っていた。

ずっとこのままみんなと一緒にいたいと

そう思っていた。

 

それが柚子と団長との話し合いのあの日

急に消えて、

からしたら二人に精神的に追い込まれ奪われて

私は消えない傷と寂しさと恨みをずっと抱いていた。

 

そう、ほんと言うと心底憎み恨んでいた。

今もそう。

大好きで大好きで大事な団だったからこそ、その喪失から生まれた怒りは一ヶ月や二ヶ月で収まるものではなかった。

 

雅子に相談すると「悪く考え過ぎだよ。あなたのことをメガネが避けたことだって、聞かなければわからなかったことなんだし、そんな風に自ら悪く考えないで楽しく考えよ」と眩し過ぎるポジティブシンキングを押しつけられるようになった。

 

雅子ももう私の相談を聞くのが疲れたのだなと思ったし、私も雅子の強引な前向き発言を聞いていると心が辛くなるので、相談するのをやめた。

 

十姉妹君にも相談するのをやめた。

 

話を聞いてくれる人は有難いことに他にもいた。

だけどもうあまり相談しなかった。

 

これ以上話してももうあまり意味がないと思った。強引なポジティブシンキングは聞きたくなかった。

 

寂しさは私のものでしかないと思った。

十姉妹君や雅子や話を聞いてくれる人達にその寂しさを埋めてもらおうとしても、全部一時しのぎにしかならない。

 

誰にも、私の深い孤独はわからない。

誰も私の心の奥には降りてこれない。

 

ひとりぼっちで泣く居場所。

それがこのブログであり、私の心の奥深く。

 

 

寂しくて辛くて毎日毎日泣いても枯れない

涙が轟々と涌き出る海のような井戸。

怨恨と憎悪と孤独の黒い妖怪も毎日毎日出る。

 

傷つけた人達は今日もみんなで笑ってる。

私が未だ泣いてることなど知らずに。

 

 

 

おそらく多分柚子も何かしら傷ついていて

怒り過ぎる(傷つき過ぎる)か優しくなり過ぎるかの両極端コミュニケーションしかしてこない彼の気持ちは、彼の少な過ぎる言葉だけでは私には全くわからない。

 

自分の傷も孤独も、最後は自分一人で向き合うしかない。(それでも気持ちを伝えることを伝える前から諦めたくない)

 

 

 

私が向き合い続けてわかったことは、

(まだわからないことだらけだが)

 

あの団にいて楽しかった日々、

柚子からもらった暖かい優しさ、

団員たちからもらった沢山の優しさ、

団長の過干渉な優しさ、

「あなたはここにいていいんだよ」と与えられた居場所、

幸せな毎日、笑顔でいれた日々、

 

それらは全て

他人から与えられたものだった。

 

 

私の言動が関与して与えられたものでもあるが

私が自ら計画してその計画通り得たものではなく

私がもらった愛や優しさや暖かさは

 

みんなが、柚子が、

その時その時選択して私にくれたもので、一つも私の所有物ではなかった。

 

 

理不尽なことをされて怒るのは当然だし

怒っているなら怒るべきだし

どれだけ怒ってもいいんだけど

ただ、みんな他者から、天から降ってきた幸福で、降らなくなった幸福の雨について怒り続ける必要はないんだと思った。

 

雨ならいつか止んで当たり前だし

柚子がくれた優しさが柚子のものだったなら

それを引っ込めるのも彼の自由で

団長にしても同じ。

 

私が価値がないとかそういう話ではなく

雨はまた無差別に降るものだから

いつまでも「無価値な女」だなんて信じて傷つき続けなくていいんだと思った。

 

 

 

 

許せない気持ちはこれからも出るんだろうし

これからも私は寂しくて一人で泣くんだろうけど

でもそれが元々の私自身で、性格で、

だからこのままでいるし

 

あの団は許せないけど幸せだった、

本当に楽しかった、

その瞬間瞬間私に優しさと愛を分けてくれた

柚子や団長や団員の人たち、

みんな本当に、ありがとう。

 

 

 

私と真剣な話なんて一度もしたことがなく

特別仲良くしてたわけでもなく

普段可笑しなことしか言わなかったのに

私が辞めた直後にまるで全てを察して

私に暖かく優しいDMを送ってくれたある団員の

その彼のくれた最後の言葉で締めようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、どこかで。