カッコ良すぎて
ギルベルト+めちゃくちゃ難しかった。
攻略法あちこち見たけど頭の中で情報がごちゃごちゃに散らかってよくわからなかった。
何回挑戦しても成功しないからすごく腹が立って今にも泣きそうになってベッドに突っ伏した。
実際の50分の1くらいに感情を抑えた泣き言をツイッターに吐き出して、スマホを布団に投げ出した。
こんなもん永久にムリだわと思った。
しばらく突っ伏していくらか時間が経った。
通知をオフにしているスマホを見てみると、ツイッターには話したことがないフォロワーの人が、ディスコにはよっつめの団の副団長が長文で倒し方を教えてくれていた。
フォロワーの人は私にとってすごく強い人だったし、声をかけてもらえたことが嬉しかった。しかも丁寧に。
副団長は面倒見のいいお兄ちゃんのように私に教えてくれた。
「諦めずに頑張ろう」
「僕も◯◯を頑張るよ」
泣きかけていたときにそんな頼もしいことを言われたらもうダメ。
「がんばる」
副団長を見上げてそう返事をした私のIQは5くらいになっていた。副団長があまりにカッコ良すぎた。
その後何度も挑戦しては失敗して、その都度副団長の「僕も頑張るよ」「あともう少しだ」という言葉が頭の中いっぱいに思い出され、失敗で悔しいのに嬉しくて頑張った。
たおせたよ!と副団長に早く報告したい反面、この倒せない状態のままいつまでも励まされてたい気持ちもあったり。
一人でプレイしてたなら相当なストレスだけで終わっていたギルベルト討伐が、副団長や周りの人の声援のおかげで辛いのにとても幸せな時間になった。
あー楽しかった。幸せだった。
副団長カッコ良かったなぁ…。
大好きだなぁ。
もう解散しちゃったのに、解散してからもっと大好きになってしまったよ、この団。
この前の闇古戦場のときなんて、団長がもう失神しそうなほどカッコ良くてカッコ良くて…。
ピリピリしたり必死になる空気をまるで出さず、走れ!という空気も出さず、古戦場本戦中でも朝はゆったり始動、ゆったりとマイペース。
だけど1日を通して見るとしっかり走っていて、ゆったりしているのに強いところがカッコ良くてたまらなかった。
団内ランキングで上位の団長は眩しくてキラキラしていて、思わずついていきたくなって、私も後半沢山走ったりして。
楽しかったな。幸せな時間だった。
団長も副団長もカッコ良すぎて大好きで私は幸せ。
私ひとりの妄想かもしれないけれど
マイワールドだけど
楽しいのだ。